レトロ電車館(名古屋市市電・地下鉄博物館)〜愛知県日進市〜
レトロ電車館は、愛知県日進市にある名古屋市交通局日進工場北側に解説された鉄道博物館で、名古屋市で活躍した路面電車3両(1400形、2000形、3000形)と、1957(昭和32)年の地下鉄開業当時に名古屋〜栄町間を走った100形車両2両が展示の中心となっています。
(撮影&解説:裏辺金好)
○展示車両紹介
100形107号車・108号車
1957(昭和32)年の名古屋市営地下鉄開業時に、名古屋〜栄町(当時、後の東山線の一部)を走った車両。画家の杉本健吉(1905〜2004年)が、暗い地下をウィンザーイエロー(なたね色)で明るく走り抜けるようにと提案した塗装が採用されています。
100形108号車
こちらは108号車ですが、運転台から見ることは出来ません。
100形107号車の車内
1400形1421号車
1936(昭和11)年から1942(昭和17)年までに75両が製造された名古屋市電の代表的車両。
展示車両は1937(昭和12)年の製造。
1400形1421号車の車内
3000形3003号車
1944(昭和19)年に10両が製造された連接車両。
3000形3003号車の車内
2000形2017号車
1956(昭和31)年から1958(昭和33)年にかけて29両が製造された車両。
展示車両は1956(昭和31)年の製造です。
レトロ電車館外観
名古屋市交通局日進工場