鹿島鉄道廃線跡BRT(バス高速輸送)システム〜茨城県〜
  Bus Rapid Transit of Former Kashima Railway in , Ibaraki Prefecture

 2012(平成24)年11月9日、仕事でとある研究会に参加する機会を得たついでに、2007(平成19)年3月31日に廃止された鹿島鉄道の路線跡のうち、石岡駅付近〜四箇村駅間を活用した「バス高速輸送システム(所謂、BRT)」をつぶさに観察してきたというか、探訪してきましたので紹介します(上写真は石岡駅のバスターミナル)。
 バス転換後の現状ですが、鉄道時代の3分の2程度の利用客に止まっているとのことで、人々の心の中には鉄道を失った寂寥感や無力感が蔓延しているのかも知れません。
 しかしながら、何とか「かしてつバス」を地元住民の皆さんが意識と目的を持って利用頂き、末永く運行されるよう祈念して止みません。
(撮影&解説:ひょん君 *特記を除く/使用機種:CANON EOS60D)
(執筆 平成24年12月6日)
 ▼MAP
 ▼アクセス
 JR常磐線石岡駅

 ▼関連サイト
 関鉄グリーンバス・関鉄パープルバス公式サイト

○風景

現役時代の鹿島鉄道。写真は石岡駅に隣接する車庫にて。(撮影:裏辺金好 *2006年12月3日)

こちらが石岡駅のバスターミナル。当面の間、ここから発着します

これが新たに導入した「かしてつバス」。勿論、従来色のバスも走ってます。


廃線跡を活用したバス専用道の石岡駅側に入口



地面に降りるとこんな感じの交差点です

最初のバス停「石岡一高下」です

バス停奧に見えるのが鹿島鉄道車庫等の跡地


国道6号をアンダーガードします

名撮影地だった上りカーブ

同地を石岡駅方面へと向かうバス

車内から見るとこんな感じ

「兵崎南バス停」です

鉄道時代は厳しい上り勾配だったでしょうね

バス以外、自動車は勿論、バイク、自転車、歩行者も通行禁止!
しかし、どの国にも不心得者は居るもんですな(笑)


因みに、このような写真は、基本バス停内か交差点から撮影してます


「南台一丁目バス停」。上屋は統一デザインのものです

「石岡南台駅」は鉄道駅をそのまま活用したことで有名

鉄道駅ホームであったことが良く判って頂けると思います

旧駅のバス停は「○○駅」という名称となっています

バスは筑波山を眺めながら走って行きます

現役時代の石岡南台駅(撮影:裏辺金好)

小さいですが上下離合は待避スペースで行います


「大谷津南バス停」です。交差点を挟んだ市電方式となってます


築堤上にある「南台三丁目バス停」

桜の季節は多くの撮影者で賑わったかも知れません

遮断機は専用道側となっている信号機付の交差点