旧宇和島警察署〜愛媛県宇和島市〜
旧宇和島警察署は、1884(明治17)年に建築された擬洋風建築。
現在の宇和島市中心部にありましたが、1953(昭和28)年に南宇和郡西海町(現・愛南町西海地区)に移築され、西海町役場として1990(平成2)年まで使用されました。そして役目を終えた後、(当時の場所とは全然違いますが)宇和島に再移築され、宇和島市立歴史資料館として使用されています。
なお、これに併せて1855(安政2)年に宇和島藩が建設した樺崎砲台を復元整備し、公開しています。今回は、この両方をご紹介したいと思います。
(解説&撮影:裏辺金好)
○場所
○風景
1〜2階を通したペディメントを持つ玄関ポーチ、上下窓、軒蛇腹等を備えています。
建物内部の様子
旧日本海軍魚雷酸素式機関部
説明文はありませんが、一応屋根を付けて保存。
樺崎砲台跡
樺崎砲台跡
三十六ポンドカノン砲(模造品)
宇和島ライオンズクラブによる復元で、この地に5門あったうちの1つを復元したもの。