航空自衛隊浜松広報館〜静岡県浜松市西区〜


○解説

 航空自衛隊浜松広報館(愛称:エアーパーク)は、1999(平成11)年4月に誕生した航空自衛隊の広報施設で、浜松基地内の南側に位置しています。戦闘機、練習機、ヘリコプターや装備品等の保存展示に加えて、フライトシミュレーターや、全天周シアター等を体験することが出来るのが特徴です。
 2021(令和3)年4月1日にリニューアルされ、F-4EJ改やブルーインパルス仕様のT-4などが加わる一方、T-28BやDH115バンパイアなど8機が姿を消しています。このページでは、リニューアル後の様子をご紹介します。リニューアル前の様子はこちら
 (撮影:リン=リニューアル後、裏辺金好=リニューアル前/解説:裏辺金好)

○場所



○風景


F-86F ブルーインパルス仕様(02-7966)



H-21B救援ヘリコプター(02-4756)


C-46D輸送機(91-1138)「飛行点検隊」所属仕様


F-104J 要撃戦闘機 (76-8698) 無人標的機UF-104J仕様


地対空誘導弾ナイキJ


捕捉レーダー【ACQ】


レーダー統制トレーラー


ミサイル追随レーダー【MTR】


F-2戦闘機モックアップ(実物大模型)
リニューアルの際に現用機と同じ洋上迷彩塗装に変更されました。


F-2戦闘機モックアップ(実物大模型)
リニューアル前は試験機カラー(赤色と白色)に塗られ、初号機 (63-8501) 仕様で展示されていました。


実物大の空対空・空対艦ミサイルが展示されています。




F-1支援戦闘機 (90-8225)  ※カットモデル


対空機関砲VADS





航空機の模型
政府専用機など様々な模型が展示されています。


搭乗員装備品・救命装備品

アンサルド SVA9複葉機 (13146)
イタリアのアンサルド社で製造されたもので、1920(大正9)年には11機のSVA9(スヴァナイン)がローマから東京に向けて出発。うち2機が東京の代々木に到着し、世界で初めてヨーロッパから極東に到着しました。展示機は1970年に大阪万博のイタリア間で展示するため、アリタリア航空が復元したもの。万博終了後に日本へ寄贈されました。リニューアル前は格納庫で展示されていました。


地対空誘導弾



政府専用機貴賓室
2019(令和元)年度まで使用されていた、ボーイング747-400政府専用機で使われていた貴賓室が取り外されて展示されています。


展示格納庫全景

展示格納庫全景(リニューアル前)
比較してみると、リニューアルによって展示格納庫が非常にすっきりとした状態に。


機体の配置レイアウトが一新され、歴代の戦闘機が並べられて展示。


零式艦上戦闘機五二型 (43-188)


ビーチクラフト T-34A初等練習機「メンター」(51-0382)



三菱 MU-2S救難捜索機 (13-3209)

川崎 KV-107 (24-4832)

ノースアメリカン F-86F戦闘機「セイバー」 ブルーインパルス仕様 (02-7960)

三菱 T-2高等練習機ブルーインパルス仕様 (59-5111)

川崎 T-4中等練習機ブルーインパルス仕様(66-5745)
リニューアルによって新たに収蔵された機体。現在も活躍する3代目のブルーインパルスです。

三菱F-4EJ改(17-8440)
リニューアルによって新たに収蔵された機体。世界で一番最後に生産されたF-4です。

三菱 F-1支援戦闘機 (90-8227)

ロッキード F-104戦闘機「スターファイター」 (76-8693)

ノースアメリカン F-86D戦闘機「セイバー」 (84-8104)

T-3初等練習機(91-5517)

○展示を終了した機体


シコルスキー S-62J輸送機(53-4774)


デ・ハビランド バンパイアT.55戦闘機 (63-5571)

ノースアメリカン T-28B練習機 (63-0581)

ビーチクラフト B-65 (03-3094)



ロッキード T-33A練習機「シューティングスター」 (71-5239)


富士 T-1A中等練習機「初鷹」 (15-5825)


ノースアメリカン T-6練習機「テキサン」

三菱 H-19C救難ヘリコプター (91-4709)

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