広兼邸〜岡山県高梁市成羽町〜
○解説
広兼家は大野呂の庄屋で、1800年初頭(享和、文化年間)頃に2代目の広兼元治が小泉銅山と弁柄の原料となるローハ(硫酸鉄)の製造で財をなし、城のように石垣を持つ壮大な屋敷を完成させました。映画「八つ墓村」(横溝正史の「金田一耕助シリーズ」)のロケが1977(昭和52)年と1996(平成8)年の二度にわたり行われた際に、その舞台となりました。ちなみに石垣は現在、半分程度が土に覆われていますが、それでも壮大な景観を形成しています。(写真&解説:裏辺金好)
○場所
○風景
吹屋の町並みからは離れていますが、駐車場が整備されており、車だと行きやすい場所です。