東京ガス:GAS MUSEUM がす資料館〜東京都小平市〜
○解説
東京ガスのガスミュージアム(がす資料館)は、明治時代に建てられた東京ガスの本郷出張所と千住工場計器室を移築し、東京ガスの歴史や私たちの生活とガスの関わり等を展示している施設です。(撮影&解説:裏辺金好)
○地図
○風景
旧・東京ガス本郷出張所(現・ガス灯館)
1909(明治42)年築
旧・東京ガス本郷出張所(現・ガス灯館)
ガスライトギャラリー。
旧・東京ガス千住工場計量器室(現・くらし館)
1912(明治45)年築。
旧・東京ガス千住工場計量器室(現・くらし館)
ガス器具を、明治から現代まで100年以上にわたって展示しています。
フレッチャラッセル社(イギリス)製のガスレンジ
明治時代の製造
マサにガスだね
瓦斯竈(ガスかまど)
1902(明治35)年に東京ガスで発明されたもの。お米を炊く日本にとっては画期的かつ特有の器具。
二重二口七輪(イギリス製)
大正時代の製造。
食パン焼き器(四面式)
バランス型風呂釜
昭和40年代
コークガイド
鶴見工場第一室、第二室炉用として1930(昭和5)年から1961(昭和46)年まで使用されたもの。かまどから排出されるコークスを消防車に導く装置で、かまどの前に敷設したレールによって移動します。
横浜市瓦斯局圧力計メータボックス及び地下ガバナー室換気塔
ガバナーは整圧器のことで、工場から高い圧力で送出された都市ガスを、家庭で使える圧力に変換するものです。なお、横浜市瓦斯局は1943(昭和18)年まで横浜で都市ガスを供給していました。