紀州東照宮〜和歌山県和歌山市〜
○解説
紀州東照宮は和歌山市和歌浦にある神社で、江戸幕府初代将軍の徳川家康を神格化した東照大権現と、家康の十男で紀州藩祖・徳川頼宣を神格化した南龍大神を祀っています。徳川頼宣が紀州藩主となった1620(元和6)年に着工し、翌年に完成した本殿や拝殿、唐門、東西瑞垣、楼門、東西廻廊がすべて現存しており、国の重要文化財に指定されています。左甚五郎による精巧な彫刻や狩野、土佐両派の絵画、漆塗り、極彩色により装飾された荘厳された社殿は必見で、関西の日光とも称されます。ほぼ隣接し、先に創建された和歌浦天満宮とセットで訪問するのがおすすめです。
(撮影・解説:裏辺金好)
○場所
○風景
参道
参道
一旦、直角に曲がるのが特徴。
参道〜侍坂
108段の階段「侍坂」が見えてきます。
石橋
参道と侍坂を結ぶ橋です。
弁財天社
石橋の下には弁財天社があります。
侍坂〜楼門
楼門 【国指定重要文化財】
楼門・東西廻廊 【国指定重要文化財】
楼門からの眺望
和歌浦が一望できます。
唐門・東西瑞垣 【国指定重要文化財】
唐門・東西瑞垣・拝殿〜本殿 【国指定重要文化財】