中標津町郷土館/中標津町郷土館緑ヶ丘分館〜北海道標津郡中標津町〜


 中標津町郷土館緑ヶ丘分館(上写真)は、北海道立農業試験場根室支場『陳列館』として1928(昭和3)年に建築。戦時中は北海道農業会根室支部の事務所が疎開したほか、戦後は再び陳列館となった後に講堂や物品倉庫として使用され、解体予定だったところを根釧原野の開拓事業を象徴する建造物として中標津町が取得し、中標津町桜ケ丘1丁目1番地から中標津町丸山4丁目3番地(中標津町緑ケ丘森林公園内)へ移築しました。現在は、国の登録有形文化財に指定されています。
 一方、本館はここから約1.5キロ離れた中標津町丸山2丁目15番地にあります。郷土考古資料のほか、標津線関連の資料展示や、標津線を走った蒸気機関車C11 209号機が展示されています。
(撮影:Mr.S/解説:裏辺金好)

○地図



○風景


緑ヶ丘分館は、寄棟様式小屋組隅合掌造りの屋根が特徴で、模型が展示されています。

緑ヶ丘分館内部

郷土館本館





標津線関連の展示


C11209

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