砺波チューリップ公園〜富山県砺波市〜
砺波チューリップ公園は、1964(昭和39)年に砺波市が旧砺波園芸分場の果樹部門跡地を活用して整備した都市公園(総合公園)。
このページでは春に開催される「となみチューリップフェア」の様子(2018年)と、公園内に移築されている旧・中嶋家、旧・中越銀行本店(現・砺波郷土資料館)、公園内で保存されている中越鉄道(現在のJR氷見線、城端線など)の蒸気機関車「甲1形3号」(通称:中越弁慶号)を御紹介します。
(撮影:裏辺金好)
○場所
○風景
旧・中嶋家 【砺波市指定文化財】
建築様式や伝承などから18世紀末の建築と推定。元々は砺波市高波の江波集落に建てられていたもの。中嶋家は代々、江波集落の肝煎(村長)を務めていた家柄です。
旧・中越銀行本店(現・砺波郷土資料館) 【砺波市指定文化財】
1909(明治42)年築。中越銀行(北陸銀行の前身の一つ)の本店として建築されたもので、2階建て木造土蔵造。東京建築設計の技師長岡平三が概略設計を行い、実施設計および工事監督は地元太田の藤井助之丞(すけのじょう)が担当しました。
旧・中越銀行本店(現・砺波郷土資料館) 【砺波市指定文化財】
甲1形3号 【砺波市指定文化財】
1896(明治29)年にイギリスのナスミス・ウィルソン社製造。翌年から大正9年まで中越鉄道で活躍し、国有化に伴い大正13年までは国鉄で活躍。その後は電気化学工業青海工場で活躍し、1965(昭和40)年に砺波市が譲り受けて現在に至ります。通称は中越弁慶号。
チューリップタワー
1972(昭和47)年築。2021年の70回記念チューリップフェア開催までに建て替える予定です。
チューリップタワーからの眺め
花の大谷
いも洗い
芝桜
5連水車
水上花壇