雨晴海岸〜富山県高岡市〜
高岡駅からJR氷見線に乗車して約20分、JR雨晴駅近くに広がる海岸が雨晴海岸です。岩礁、白い砂浜、青松が織り成す景勝地であり、さらに富山湾越しに見える立山連峰が四季折々で表情を変え、非常に美しい景色を見せてくれます。万葉集の選者、大伴家持も越中守として高岡(伏木地区)にいた際、この風景をこよなく愛し、多くの歌を詠んでいます。
また、ここにある「義経岩(よしつねいわ)」は、源頼朝に追っ手を差し向けられ、京都から奥州(東北)へ落ち延びる途中の源義経が、にわか雨の晴れるのを待ったという岩で、雨晴の地名の由来となりました。
2018(平成30)年4月に「道の駅 雨晴」がオープンし、レストランや展望台も備えられています。
(撮影&解説:裏辺金好)
○地図
○風景
義経岩
道の駅 雨晴
この付近は以前からも氷見線の撮影地として有名でしたが、道の駅の展望台からも撮影できるようになりました。