嬉野温泉シーボルトの湯〜佐賀県嬉野市〜
嬉野温泉シーボルトの湯は江戸時代、鍋島藩の支藩である蓮池藩による公衆浴場「古湯温泉」を起源とし、シーボルト(1796〜1866年)も江戸に行く際に立ち寄り、泉質調査をしたことで知られています。
明治時代になると企業が所有しますが、1922(大正11)年に全焼。2年後にドイツ人の設計によって洋風の外観で再建され、1996(平成8)年に老朽化によって閉館し、2005(平成17)年に解体されました。しかし、復活を願う地元の声に後押しされ、2010(平成22)年4月にそのままの外観で復元され、再オープンしました。2013(平成25)年3月には入場者数25万人を達成する、非常に人気の施設です。
ちなみに2018(平成30)年10月〜12月放送のアニメ「ゾンビランド・サガ」第4話にシーボルトの湯などが登場。また、周辺の風景はエンディングの映像でも使用されています。
(撮影:リン/解説:裏辺金好)
○地図
○風景
側面から。
嬉野橋
1927(昭和2)年築。シーボルトの湯の横、吉田川に架かります。
駐車場もあるので安心。ちなみに、この風景もゾンビランド・サガのエンディングで使われています。
湯宿広場
無料で使うことができる足湯
湯宿広場
こちらも聖地でございます。