長崎ペンギン水族館〜長崎県長崎市〜


 長崎ペンギン水族館は、2001(平成13)年4月22日に開館した長崎市営の水族館。1959(昭和24)年から1998(平成10)年まで別の場所にあった長崎水族館を前身としている。
 最大の特徴は、地球上に生息する18種類のペンギンのうち、なんと9種類を飼育。コガタペンギン、ジェンツーペンギン、キングペンギン、ケープペンギン、ヒゲペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギン、マカロニペンギン、マゼランペンギンが飼育されているほか、深さ4mという国内最大級のペンギンプールが存在。また、ペンギンパレードは当館が発祥である。
 また、長崎水族館時代から海外の文献に「長崎方式」と紹介されるほどペンギンの繁殖技術を有しており、これまでに6種類の繁殖に成功。現在飼育されている180羽のうち、約7割は当館で繁殖させたものである。
 このほか世界最大の淡水魚で、メコン河のみに生息するプラーブックを飼育するなど、ペンギン以外の見どころも盛りだくさんである。
(撮影:リン)

○地図



○風景








オサガメの模型












長崎の海









キングペンギン




プラー・ブック(メコンオオナマズ)
タイでは神の使いと呼ばれている魚で、全長は約3m、体重約300kg。草食性で、メコン川の川底に自生するシオグサをむしり取って食べると考えられています。生体は謎に包まれているほか、絶滅危惧種(ワシントン条約付属書1)に指定されており、タイでは人工繁殖など保全活動が行われています。当館飼育の魚はタイの水産局が人工繁殖したもの。


タイ語でプラは魚、ブックは巨大という意味です。






オオウナギ




コガタペンギン











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