姫路市立水族館/手柄山交流ステーション(姫路モノレール)〜兵庫県姫路市〜


 姫路市立水族館は、1961(昭和41)年6月12日に手柄山中央公園内にオープンした水族館で、山頂近くにあることから「山の上の水族館」として知られています。
 入口である新館で播磨地方の里地の生き物(淡水魚など)、本館で播磨地方の里海の生き物(海水魚など)を中心に展示。さらに本館屋上では、本館の屋上には、子どもたちが魚と遊べる「じゃぶじゃぶ小川」や播磨地方の自然の池を再現したビオトープが設置されています。
 ちなみに新館は、かつての姫路モノレールの手柄山駅を利用して造られており、保存されている車両を見ることも可能です。こちらは手柄山交流ステーションとして公開されており、併せてご紹介します。
(撮影:リン ※特記を除く)

○地図



○風景


1961(昭和36)年に開業し、営業不振により1974(昭和49)年に休止、1979(昭和54)年に廃止された姫路市営モノレール。姫路駅〜手柄山駅(1・6km)を結びました。(撮影:裏辺金好)


跨座式モノレール(ロッキード式)を採用。日本では小田急電鉄の向ヶ丘遊園モノレールしか採用例がなく、部品供給に課題がありました。さて、この手柄山交流ステーションでは、当時投入された車両のうち、両運転台だった200形201号と202号が保存されています。上写真は201。



201号の車内。


こちらは202号。(撮影:裏辺金好 ※以下、特記あるまで)


当時の駅名標


当時の時刻表





オマケで姫路市営モノレール大将軍駅跡。公団高尾アパートの3・4階に線路と駅舎が設置されるという特殊な構造。現在は解体され存在しません。


ここからは姫路市立水族館。(撮影:リン 以下すべて)








この日は体長1m60cm、重さ10kg(捕獲時)という巨大なハモが展示。



イカナゴ

タカアシガニ








オヒョウ

















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