太地町立くじらの博物館〜和歌山県東牟婁郡太地町〜
太地町立くじらの博物館は、くじら浜公園に1969(昭和44)年に開館した博物館で、鯨の生態や捕鯨に関する学習・教育資料などおよそ1000点に及ぶ貴重なものが展示されているのが特徴。イルカショーのみならず、自然の入江を仕切って作られた自然プールを利用したクジラショーも実施。世界でも珍しいゴンドウクジラだけのショーを体験することができます。また、海洋水族館マリナリュウムには16.3m×12.0mのだ円形の大水槽が設置され、マダライルカ、カズハゴンドウ、バンドウイルカと、世界で唯一、スジイルカを見ることができます。
(撮影:リン)
○地図
○風景
太地の伝統的な捕鯨方法「古式捕鯨」を再現したジオラマ。太地町は1606(慶長11)年に当地の豪族であった和田頼元が太地浦を基地として、大々的に突捕り法による捕鯨を始めたことで知られ、日本における捕鯨発祥の地だと云われています。
イチョウハクジラの全身骨格標本
シャチ
勢子一番舟と、セミクジラの実物大模型
クジラの鼻の孔、舌、心臓などの展示
シロナガスクジラ全身骨格標本(模型)
全長26mのメスで、1880年にノルウェーで捕獲されたもの。原標本は下関市しものせき水族館「海響館」で展示。
海洋水族館 マリナリュウム
アルビノのバンドウイルカを飼育