浄妙寺〜神奈川県鎌倉市〜


 浄妙寺は臨済宗建長寺派の寺院で、1188(文治4)年に源頼朝の伊豆挙兵以来の重臣、足利義兼が退耕行勇(たいこうぎょうゆう)を開山に開基しました。当初は極楽寺という密教(真言宗)の寺院でしたが、1257(正嘉元)年〜1288(正応元)年頃に蘭渓道隆(建長寺開山)の弟子の月峰了然が住持となって禅宗の寺院となり、浄妙寺と改称しました。
 鎌倉五山第5位の由緒ある禅寺で、室町時代には境内に23の塔頭を有しましたが、火災や戦乱などによって当時の隆盛は失われています。
(撮影:裏辺金好)

〇地図



○風景


山門


本堂
1756(宝暦6)年築。


喜泉庵
枯山水の庭と共に1991(平成3)年に復元されたもの。


足利貞氏墓塔

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