ひたちなか開運鐵道神社〜茨城県ひたちなか市〜


 ひたちなか開運鐵道神社は、ひたちなか海浜鉄道の阿字ヶ浦駅に留置されているキハ222をご神体とし、1925年製という古いレールを鳥居とした神社で、2021(令和3)年6月19日に建立されました。キハ222は国鉄キハ22形と同型で、元々は羽幌炭礦鉄道が1962(昭和37)年に導入し、1970(昭和45)年まで活躍した車両で、茨城交通湊線(現・ひたちなか海浜鉄道湊線)に翌年に移籍してから、2015(平成27)年に引退するまで無事故で活躍。
 これにあやかり、三鉄ものがたり実行委員会が中心となってクラウドファウンディングで集めた資金でキハ222を再塗装し、「世界初!車輌がご神体」 「日本三大鐡道神社」として、観光資源として活用を開始したものです。
 連結されているキハ2005(1966年=昭和41年製。留萌鉄道を経て、ひたちなか海浜鉄道で2015年=平成27年まで活躍)についても2021(令和3)年11月に再塗装され、美しい国鉄急行色を取り戻しています。
 (撮影:リン)

○場所



○風景


キハ222
ひたちなか海浜鉄道監修の下で再塗装。藍色地に窓周りベージュのツートンカラーですが、現役末期とは若干異なる色合いですね。


キハ2005
こちらも神社が誕生した後に再塗装され、美しい姿に。三鉄ものがたり実行委員会の活動拠点にもなっています。


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