ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)〜福島県いわき市〜
ふくしま海洋科学館(愛称:アクアマリンふくしま)は、2000(平成22)年7月15日に福島県いわき市の小名浜港第2号埠頭にオープンした県営の水族館。福島県の海の特徴である、親潮と黒潮の「潮目の海」をテーマにしています。
世界で初めて、現在生息が確認されているシーラカンス2種であるアフリカの「シーラカンス」と「インドネシアシーラカンス」の標本を同時公開しているほか、福島の川と海、熱帯アジアの水辺、サンゴ礁の海など、様々な展示が見られます。また、ガラス張りの外観も特徴の1つとなっています。
(撮影:上写真:裏辺金好、下写真:リン ※一部は裏辺金好)
○地図
○風景
カワウソのふち
ダンクルオステウス
古生代デポン紀(約3億8,200万 〜3億5,800万年前)の板皮魚類を実物大で再現展示。強靭な顎が特徴で、獰猛な生物であったと考えられます。
マウソニア・ラボカティ
白亜紀前期のシーラカンスの仲間で、これまで発見されたシーラカンスの中では世界最大の体長である3.8mに達すると考えられます。
ポリプテルス・エンドケリー
ポリプテルス類は原始的な硬骨魚類の特徴を持つ上に肺が発達しています。熱帯アフリカの淡水域で見られます。
インドネシア・シーラカンス
アフリカ・シーラカンス
ふくしまの川と沿岸
潮目の海
北の海の海獣・海鳥/ゴマフアザラシ
トド
ウミガラス
エトピリカ
熱帯アジアの水辺
ファイヤースパイニーイール
アジアアロワナ
東南アジアの河川に棲息し、恐竜がいた時代の地層から化石が発見されることから古代魚、生きた化石とも称されます。
サンゴ礁の海
アカゲンゲ
ツヤモロトゲエビ
生きている姿が見られるのは超レアだとか。
潮目の海
ここで再び黒潮水槽と親潮水槽の中を歩くことになります。
ギンカガミ
薄っぺらい体に大きく下方に突き出した腹部が特徴で、しかも1科1属1種の珍しい魚。2018年GWに「ふくしまの海〜大陸棚への道〜」がオープンし、展示されています。