エアバスA319
     Airbus A319


320をさらに短くしたA319。中国東方航空の機体。
(写真:那覇空港/撮影:デューク)

●基本データ・就航区間
登場年:1995年
使用航空会社:中国東方航空・中国国際航空等
就航路線:中国国内線等

●機体の解説
 欧州のエアバス社が開発したA320型の胴体を短くしたしたショートタイプの機体がA319である。A320シリーズとして1993年から開発が始まり、1995年に初飛行している。A320シリーズのなかではA320につぐセールスを誇っている。
 A320に比べて30席ほど収容人数が少なくなっているため、地方路線での使い勝手が良くなっている。A320、B737−500や−700などとともに格安航空会社の主力として世界各地で活躍している。
 また、ショートタイプの常として航続距離が延びており、需要が細いものの直通のメリットがある路線などに用いられる傾向にある。
 現在まで日本の国内では使用されておらず、大手二社はボーイング機で統一する方向性であり、また他の会社も羽田空港の発着枠等のからみで、160席クラスの機体が必要となっていることもあり、本機が導入される見込みは少ない。

●ギャラリー

 中国国際航空のA319。
 日本各地の空港に乗り入れている中国国際航空だが、A319で乗り入れていた時期もあった。
(写真:広州新白雲空港/撮影:ムスタファ)

 中国国東方航空のA319。
 この会社の319は那覇空港などにも乗り入れているため、日本で目にする機会もある。
(写真:広州新白雲空港/撮影:ムスタファ)

 中国南方航空のA319。
 日本線に使用されている機材もある。
(写真:福岡空港/撮影:デューク)

 バタビア航空のA319。
 インドネシアの航空会社であるバタビア航空だが、中国南部の空港にも乗り入れている。
(写真:広州新白雲空港/撮影:デューク)

 BMIのA319。
 欧州域内で運航中。
(写真:ロンドン・ヒースロー空港/撮影:デューク)

 ルフトハンザドイツ航空のA319。
 欧州域内で運航中。
(写真:ロンドン・ヒースロー空港/撮影:デューク)

 タイガーエアのA319。
 垂直尾翼の縞模様が印象的。シンガポールを拠点に運航中。
(写真:チャンギ空港/撮影:デューク)

 チュニスエアのA319。
(写真:ロンドン・ヒースロー空港/撮影:秩父路号)