登場年:1982年
使用航空会社:アントノフ航空等
就航路線:不明
旧ソ連(現ウクライナ)のアントノフ設計局が開発した大型輸送機で、ボーイング747をも上回る大型の機体である。量産型の機体としては世界最大の輸送機であり、注目度も高い。
もともとは軍用の輸送機であったが、その大きなペイロード(満載状態で150tにも及ぶ)は民間の貨物輸送にとっても有効に活用でき、西側諸国にとっても大変魅力的であったのか、ソ連崩壊後はフル稼働状態であるようだ。
日本でも広島電鉄の車両輸送や自衛隊の物資輸送にも投入されており、その性能を如何なく発揮した。
本機は「ルスラーン」の愛称を持っているが、冷戦当時、NATOでは「コンドル」のコードネームをつけていた。