登場年:1969年
使用航空会社:日本航空・パンアメリカン航空・アメリカン航空等
就航路線:羽田〜ホノルル・ニューヨーク〜ロンドン等
ボーイング747のなかで最初に開発されたのがこのボーイング747−100。
開発が行なわれた当時はアッパーデッキはファーストクラスの乗客のためのラウンジとして使用することが想定されていたため、窓が少ない。
パンナムの発注で開発が始まったものの、開始後も大きすぎるという声も多く、大きさに見合う十分な出力のエンジンの開発にも手間取り、−100はエンジンの出力不足による航続距離の短さが問題となった。
その後747でも十分な航続距離を稼げる大出力のエンジンが開発され、−200へと発展していくことになる。
パンナムのほかにJALやルフトハンザ・ドイツ航空、またアメリカの国内線のみの運航ながら、大陸横断路線を持っていたアメリカン航空などが発注を行なっている。
現在では大半の機体が現役から退いている。