ビーチクラフト1900
     Beechcraft1900


日本で唯一のビーチクラフト1900ユーザーであるエアトランセ。
(写真:函館空港/撮影:デューク)

●基本データ・就航区間
登場年:1982年
(国内)使用航空会社:エアトランセ
(国内)就航路線:函館〜女満別等(不定期運航)

●機体の解説
 アメリカのビーチ・エアクラフト社が開発した19人乗りのコミューター機。ビーチ・エアクラフト社はその後イギリスのブリティッシュ・エアロスペースの部門と合併している。そのため、現在ではレセイオン・ビーチと呼ばれている。
 さて、本機はドルニエDo228等と同じ市場で使われるコミューター機であったが、機内が与圧されている点が特徴で、快適さが売りとなっている。ただし、低翼構造を採用しているため、景色を楽しむという面では多少劣る。
 日本では函館をベースとしているエアトランセが導入し、注目を集めた。ただし、搭乗率は芳しくなかったようで、2007年3月で定期運航をやめている。しかし、現在も定期運航に近い形の不定期運航を行っているため、函館等ではしばらくは見ることができそうである。

●ギャラリー

 エアトランセのビーチクラフト1900D。写真は1号機。同社は全部で3機保有している。基本的に北海道内での運航となっているが、現在は定期運行を行っていないため、他地域への運航等も考えられる。
(写真:函館空港/撮影:デューク)
 


2007/04/15更新(2007/04/15初版)