設立年:1996年
IATAコード:HD
ICAOコード:ADO
1990年代の航空規制緩和で参入した新規系航空会社。
北海道の企業や個人からの出資で設立され、大手各社の半額という料金設定をめざし、道民の翼として東京〜北海道間の航空運賃の低減に大きく寄与した。
しかし、大手の特定便割引の攻勢で、思うように乗客が伸びず、さらに、羽田空港の発着枠の逼迫で、増便もできないという状態で、経営が厳しい状態が続いた。さして、創業に深く携わった浜田社長の死去とともに、経営の迷走が始まり、ついに経営破たんすることになった。
ここで、日本航空と日本エアシステムの統合に危機感を抱いていたANAが支援を申し出、ANAとのコードシェア提携などによって経営再建を目指し、2005年には経営再建を果たした。
その後、スカイマークからの経営統合の提案などもあったが、それを蹴ったため、スカイマークが北海道路線に進出、新たなる競合にさらされている。
2012年に社名を愛称であったエア・ドゥに変更した。