チャイナエアライン
     China Airlines


台湾のナショナルフラッグキャリア。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)

●基本データ
設立年:1959年
IATAコード:CI
ICAOコード:CAL

●会社の解説
 台湾のナショナルフラッグキャリア。もともとは空軍の退役軍人が中心となって設立した航空会社。
 1969年にCATから国際線をすべて移管され、大幅にネットワークを充実させ、アジアの有力な航空会社として活躍した。
 しかし、安全面では課題が多く、特に1990年代以降、アジアでも他の航空会社が安全面に力をいれ、事故が急激に少なくなっていく中、事故が減らず、重大事故も多く発生しているため、日本でも安全面に不安を持つ人も多い。
 もっとも、安全性では世界最高クラスのエバー航空の存在は大きく、安全訓練の強化など安全面への投資を促し、機材も思い切ったリプレースを断行した結果、重大事故は起きなくなりつつあり、乗務員の意識も高くなっている。
 機内サービスには定評があり、特に機内食の人気が高い航空会社でもある。

●塗装及び使用機材の紹介


 ボーイング747−400。
 長距離線の主力機材。旅客型のほかに貨物専用機も保有している。A330の増備等で数を減らしつつあるが、ファーストクラスの設定がある唯一の機種でもあるだけに、今後も主力として活躍していくと思われる。
(写真:香港チェックラップコック国際空港/撮影:デューク)


 エアバスA340−300。
 ボーイング747を補完する長距離機材。747とA330の板ばさみ状態となっており、イマイチ影が薄い。
(写真:台湾桃園国際空港/撮影:デューク)


 エアバスA330−300。
 現在チャイナエアラインが鋭意増備中なのが、A330で、最新式の機内エンターテイメントシステムなどを導入し、多くの路線に進出している。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)


 ボーイング737−800。
 短距離の小規模路線を中心に小型機での運航を一手に引き受けている。
 最新機材でもあるが、機内エンターテイメントシステムがないに等しいのが残念ではある。
(写真:那覇空港/撮影:デューク)