設立年:1946年
IATAコード:CX
ICAOコード:CPA
香港に本拠地を置く香港のフラッグキャリア。母体となったのはイギリス資本のスワイヤーグループで、アジア系の航空会社ながら、イギリスの洗練されたサービスを提供してきたため、高い評価を受けた。
香港がイギリス統治下にあり、中国本土が中華人民共和国となると、中国本土へのデスティネーションとして香港が注目されるようになり、キャセイパシフィック航空の実績もされに合わせて大きく伸びていった。
日本への乗り入れも1959年から始まっており、欧米線への進出とともに、アジア系航空会社として質の高いサービスを提供して、その人気を不動のものにした。現在ではシンガポール航空などとともに世界でも最も評価の高い航空会社の1社となっている。
なお、キャセイパシフィック航空はサービスは最先端を行くほど洗練されたサービスを提供するものの、ハード面では非常に保守的な部分があり、特に機材は冒険をせずに実績のある機材を使っていく慎重さが目立ち、新機材の導入にこだわりを見せるシンガポール航空などとは好対照となっている。