大韓航空
     Korean Air


韓国のフラッグキャリアとして高い評価を受ける大韓航空
(写真:成田空港/撮影:デューク)

●基本データ
設立年:1959年
IATAコード:KE
ICAOコード:KAL

●会社の解説
 韓国のナショナルフラッグキャリア。
 早い頃から日本〜ソウル〜欧米のルートに力を入れており、日本でもなじみの深い航空会社である。
 しかし、1970年代から1980年代にかけては領空侵犯やテロの標的になるなど、お騒がせエアラインとしても名を馳せ、評判のあまりよくない航空会社でもあった。また、サービスなども一流のエアラインと比較するとどうしても見劣りする感は否めない部分があった。
 このような状況が一変したのが、韓国第二の航空会社として登場したアシアナ航空の設立だった。
 評判のいまいちな大韓航空に対して、高品質なサービスの提供したアシアナ航空は急速に成長。大韓航空とのキャリアの差もものともしない勢いだった。これに大いに危機感を持った大韓航空は抜本的な体質改善に着手。アシアナ航空に勝るとも劣らないサービスを提供する航空会社に生まれ変わり、2000年にはグローバル航空連合であるスカイチームの設立に貢献した。
 現在では日系エアラインをもしのぐ人気エアラインとなっている。

●使用機材の紹介


 ボーイング747−400。
 日本線などの短距離線にも投入されている大韓航空の主力機材。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)


 ボーイング747−400BCF。
 旅客型からのコンバート。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)


 ボーイング747−400F。
 こちらは貨物専用機。「コブ」が短いのがわかる。
(写真:関西国際空港/撮影:デューク)


 ボーイング747SP(模型)。
 塗装は旧塗装。
(写真:大韓航空ロンドン支店/撮影:デューク)


 ボーイング777−200ER。
 日本からロサンゼルスへ向かう便などにも投入されている主力機材。最新の機内設備なども導入されている。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)


 ボーイング777−300。
 高需要路線に投入されている。特にエコノミークラスの収容力は随一である。
 また、最新設備を導入したボーイング777−300ERも導入している。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)


 ボーイング737−800。
 ウイングレットが装着されている。
(写真:福岡空港/撮影:デューク)


 ボーイング737−900。
 こちらはウイングレットなし。
(写真:福岡空港/撮影:デューク)


 エアバスA300−600R。
 主に韓国国内線や成田〜済州島などで運航されている。
(写真:成田国際空港/撮影:デューク)


 エアバスA330−300。
 短中距離線の主力機材として、日本線を始めとしてアジア路線を中心に活躍している。また一部国内線での運航もある。
(写真:福岡空港/撮影:デューク)