搭乗便:JAC3640便
搭乗区間:鹿児島→福岡
搭乗機種:YS−11
座席:4A
今回の九州行きの最大の目的は、いよいよ9月末で引退するYS−11の、私にとってのラストフライトをしようということだった。
朝、鹿児島空港に到着するとコミューター路線用の飛行機がずらっと並んでいて爽快であったが、その中に2機のYS−11がいた。貫禄があり、その存在感はさすがだなと思った。
搭乗口には私と同様にYS−11の引退を惜しむファンと思われる人もかなりいたのがわかった。
飛行機まではバスで移動となったが、乗車していたのは1分ほどですぐに飛行機についた。すぐにでも乗りたいところであったが、外観を少し撮影しておくことにした。
今日の搭乗率は50%くらいであったが、ファンと思しき人も結構いたので、引退が近くなり、特別な路線になりつつあるかなぁという気もした。しかし、私もYS−11に搭乗するのは実に20年振りくらいで、搭乗したときの記憶も薄れつつあったのだが、機体を目の前にして搭乗していた頃の記憶が甦ってきて、思い出に浸る日ことができた。そういえば、全日空以外の会社の飛行機に(自分の意思で)搭乗したのは実は初めてかもしれない・・・。
私の今回の座席は4Aであったが、まったく予想もしていなかったプロペラの真横の席だった。力強いプロペラの回転はもうすぐ引退するような機体とは思えないほど頼もしいものだった。
飛行中、CAの方から搭乗証明書やポストカードなどをもらって、およそ1時間のフライトはそれこそあっという間に終わった。タラップを降りてYS−11のほうを振り返ったとき、これで最後なんだなと思うと、そのまま到着ロビーへ向かうのは少しつらいものがあった。
今回は搭乗の際に撮影した写真の紹介もして名残を惜しむことにしよう・・・(爆)。