マクドネル・ダグラスMD−81
     McDonnell Douglas MD−81


日本航空のローカル線の主力として活躍中。
(写真:福岡空港/撮影:デューク)

●基本データ・就航区間
登場年:1979年
(国内)使用航空会社:日本航空
(国内)就航路線:羽田〜宮崎・伊丹〜福岡等多数

●機体の解説
 マクドネル・ダグラス社が開発したDC−9シリーズの派生型として1979年に登場したのがMD−81型で、DC−9の最終型に比べて胴体の長さがさらに長くなっている。
 もともとDC−9シリーズは100名前後の定員の機体して生産され、開発当時優勢だったボーイング727を意識したものとなっているが、されよりも小回りに利く機材として生産された。しかし、その後に開発されたMD−81型は150名以上の定員を誇り、ボーイング737やエアバスA320などの機体と熾烈な受注合戦を繰り広げた。
 日本では日本エアシステムがローカル線の機材としてDC−9シリーズは多数導入し、日本航空との合併後の現在でも、ローカル線の主力として多数の機体が運用されている。

●ギャラリー

 日本航空のMD−81。
 エンジンの搭載位置などはリージョナルジェットの趣を強く残している。
(写真:伊丹空港/撮影:デューク)

 羽田空港の誘導路をタキシング中のMD−81。
 日本航空にはMD−81のほか、MD−87、MD−90という機種もあり、どれも良く似ているため、判別が難しい。
(写真:羽田空港/撮影:デューク)
 

2006/10/11更新(2006/08/01初版)