急行【阿波】
四国各地で運転されていたキハ58系急行の1つ。ヘッドマークのラインカラーは「緑」。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:ひょん君)
●基本データ
登場年:1959(昭和34)年運転区間:高松〜徳島・阿南・牟岐・海部
元使用車種:キハ55系、キハ58系など
●列車の解説
1959(昭和34)年4月15日に、高松〜徳島間の準急列車として誕生。キハ55系(キハ25形、キハ26形)が使用され、後にキハ58系の投入や、一部列車が牟岐線の阿南駅、牟岐駅まで普通列車として直通する運用も設定された。1968(昭和43)年10月1日改正で急行列車化。1988(昭和63)年4月10日からは、阿波4号が海部駅まで普通列車として運転区間を延長。また、高松〜徳島間の列車は特急「うずしお」に格上げされ、急行「むろと」を吸収する形で、全列車が高松から牟岐線へ直通する運行形態に変更された。
そして、特急「うずしお」に押される形で、1990(平成2)年11月21日に廃止された。
●ギャラリー
当時は設定本数が多く、次々とやってきた。 ※1985年3月撮影。
(写真:高徳本線 引田駅/撮影:ひょん君)
2008年10月18日にリバイバル運転された急行「阿波」
(写真:高徳線 志度駅/撮影:B快速 新大阪行様)
2008年10月18日にリバイバル運転された急行「阿波」。キハ58形には昔懐かしい「ヒゲ」が再現。
(写真:高徳線 讃岐津田駅/撮影:B快速 新大阪行様)