急行【西海】
急行「雲仙」を後ろに従え、大阪を目指す急行「西海」。
(写真:山陽本線 英賀保〜姫路/撮影:ひょん君)
●基本データ
登場年:1954(昭和29)年運転区間:東京〜佐世保 → 大阪(新大阪)〜佐世保
元使用車種:スハ43系、10系、14系
●列車の解説
1954(昭和29)年10月1日、東京〜佐世保間の客車急行として登場。1951(昭和36)年10月1日より、長崎行きの急行「雲仙」を併結するようになった。1968(昭和43)年10月1日改正からは、大阪〜佐世保間に運転区間が短縮し、単独運転に(季節臨を除く)。そして1975(昭和50)年3月10日改正による山陽新幹線全線開業に伴い、「西海」は新大阪発着に改められると共に、「雲仙」と併結運転するようになった。さらに、1978(昭和53)年10月2日からは大阪発着に改められた。
1980(昭和55)年10月1日改正で、「雲仙」と共に廃止された。
●ギャラリー
写真はオハフ15。ちなみに当時、「急行」の字幕掲出自体が珍しいことでした。*1980年撮影
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:ひょん君)