特急・普通【いさぶろう・しんぺい】
3両編成の「いさぶろう・しんぺい」。先頭のキハ140形は、車体中央部に展望スペースがあるのが特徴。
(写真:肥薩線 吉松駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:1996(平成8)年/2017(平成29)年(一部特急化)運転区間:熊本・人吉〜吉松
使用車種:キハ40系
元使用車種:キハ31形
●列車の解説
元々は1996(平成8)年3月16日に、肥薩線の人吉〜吉松間の普通列車4往復のうち、1往復の下り(吉松行き)を「いさぶろう」、上り(人吉行き)を「しんぺい」と命名したもので、当時はキハ31形を使用していた。2004(平成16)年3月13日の九州新幹線(新八代〜鹿児島中央)開業に伴い、水戸岡鋭治氏のデザインで古代漆色に塗られ、車内を木目調に改装したキハ140形が投入。好調により、翌年3月1日には2往復化されたほか、現在はキハ140 2125・キハ47 9082・キハ47 8159の最大3両で運転されている。
2016(平成28)年3月26日改正で、1往復が熊本発着に延長。さらに、2017(平成29)年3月4日からは、熊本〜人吉間が特急化され、同時に運転を開始した観光特急「かわせみ やませみ」と共に、かつての特急「くまがわ」の後継列車的な存在となっている。
○ギャラリー
ロゴマーク
(撮影:裏辺金好)
(写真:肥薩線 真幸駅/撮影:裏辺金好)
(写真:肥薩線 大畑駅/撮影:ひょん君)
(写真:肥薩線 人吉駅/撮影:裏辺金好)
(写真:肥薩線 人吉駅/撮影:ひょん君)