特急【大雪】


現在はキハ283系3両編成で運転。
(写真:石北本線 西女満別〜女満別/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2017(平成29)年
運転区間:旭川〜網走
使用車種:キハ283系
元使用車種:キハ183系

●列車の解説

 特急「大雪」(たいせつ)は、札幌〜網走間の特急「オホーツク」4往復のうち、2往復を旭川〜網走間へ運転区間を短縮したことに伴い誕生した列車で、当初はキハ183系で運用。

 2021(令和3)年3月13日改正で多客期を除く火・水・木を運休する臨時列車化を実施。2023(令和5)年3月18日改正でキハ283系に置き換えられたが、2025(令和7)年3月15日改正でH100形による特別快速「大雪」(毎日運転)に格下げされ、特急列車としては廃止となる。

 元々は1950(昭和25)年に誕生した客車急行で、1970(昭和45)年10月1日改正で札幌〜網走間の運転に。1982(昭和57)年11月15日に14系に置き換えられ、1993(平成5)年3月18日改正まで活躍した。特急として約25年ぶりに復活した「大雪」は、当時のトレインマークを継承している。

●キハ183系


(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)


トレインマークの列車名部分は日本語と英語が切り替わる。
(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)

愛称・行先表示
(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)

●キハ183系


ダイヤ改正直後はスラントノーズ車も運用されたが、貫通型のキハ183系が運用の中心となった。
(写真:石北本線 安国〜遠軽/撮影:リン)

(写真:石北本線 遠軽駅/撮影:リン)

(写真:石北本線 遠軽駅/撮影:リン)

特急「オホーツク」との列車交換
(写真:石北本線 遠軽駅/撮影:リン)

(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:裏辺金好)

(撮影:リン)

愛称・行先表示
(撮影:裏辺金好)

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