特急【富士回遊】


定期運用される3往復はE353系が充当され、うち2往復は新宿〜大月間で特急「かいじ」、残る1往復は千葉〜大月間で特急「あずさ」と併結運転。
(写真:富士急行線 大月〜上大月/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:2019(平成31)年
運転区間:千葉・新宿〜河口湖
使用車種:E257系、E353系

●列車の解説

 2019(平成31)年3月改正で誕生した列車で、JRから富士急行線に直通する初の定期特急。

 それまで金曜日に運転されていた快速「富士山」や、土休日に運転されていた快速「ホリデー快速富士山」「山梨富士」の格上げ、特急「成田エクスプレス」の延長運転を取りやめる形で、毎日運転の定期列車2往復にE353系(3両編成)、土休日運転(臨時列車扱い)の1往復にE257系500番台による運転が開始され、E353系使用の2往復は新宿〜大月間で特急「かいじ」と併結運転を行っている。

 2020(令和2)年3月のダイヤ改正ではE353系による定期列車1往復が増発され、千葉駅を始終点とするようになった。なお、千葉〜大月間は特急「あずさ」と併結運転を行っている。

●ギャラリー(E257系500番台)



大宮総合車両センター東大宮センターのE257系5500番台による運用が2021(令和3)年12月30日から開始されている。愛称表示は「富士回遊」「FUJI EXCURSION」が交互に表示。
(写真:富士急行線 上大月〜田野倉/撮影:裏辺金好)

●ギャラリー(E257系500番台)


豊田車両センター常駐のE257系500番台による運用。愛称表示はそっけなく「特急」。
(写真:中央本線 新宿駅/撮影:裏辺金好)

●ギャラリー(E353系)


大月駅で9両編成の特急「かいじ」を切り離し、身軽な3両編成で富士急行線内へ。
(写真:中央本線 大月駅/撮影:裏辺金好)

側面の行先表示器に富士山が描かれたトレインマークを掲出する。
(撮影:裏辺金好)


愛称・行先表示。愛称の英訳は「FUJI EXCURSION」としている。
(撮影:裏辺金好)

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