特急【はるか】
未来的な雰囲気の、南海電鉄の特急ラピードとは異なり、落ち着いたイメージの「はるか」。
(写真:大阪環状線 野田駅/撮影:ひょん君)
●基本データ
登場年:1994(平成6)年運転区間:米原・京都〜関西空港
使用車種:281系
●列車の解説
JR西日本が関西国際空港アクセス用に誕生させた特急列車で、南海電鉄の特急「ラピード」と共に運転されている。列車名は公募で選ばれ、車両は京都への観光輸送も考慮したデザイン。また、運転経路は京都から新大阪までは東海道線を使い、大阪駅は通らずに梅田貨物線、大阪環状線、阪和線、関西空港線となっているのが特徴である。
さらに、基本は京都発着であるが、既に運転開始翌年から草津始発の列車が登場したほか、2003(平成15)年には米原始発で、野洲、山科に停車する列車も現れている。遠方からの乗客を輸送できるのは、JRならではの強みであり、ライバルの南海電鉄としては苦しいところかもしれない。
●ギャラリー
グリーン車の車内。
(撮影:ひょん君)
2019年から大増殖したハローキティラッピング車。様々なパターンが存在しており、こちらは“かんざし編成”。
(写真:大阪環状線 野田駅/撮影:ひょん君)
ハローキティラッピング車。こちらは“折鶴編成”。
(写真:大阪環状線 野田駅/撮影:ひょん君)
ハローキティラッピング車。こちらは“蝶編成”。
(写真:大阪環状線 野田駅/撮影:ひょん君)
(写真:阪和線 浅香駅/撮影:裏辺金好)