特急「はと」


2000(平成12)年8月26日、新大阪〜博多で485系ボンネット車でリバイバル運転されたときの模様。
(写真:山陽本線 徳山駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:1950(昭和25)年
運転区間:東京〜大阪 → 新大阪〜博多 →岡山〜博多
元使用車種:C62形、EF58形、481系、583系など

●列車の解説

 「はと」の名称は「つばめ」と並んで古く、1932(昭和7)年に南満州鉄道が大連〜長春(新京)で運転を開始した急行列車にまでさかのぼる。

 さらに、1950(昭和25)年5月に東海道本線の東京〜大阪間で、「つばめ」の姉妹列車として「はと」が命名されたのが特急列車としての始まり。1960((昭和35年)6月に「つばめ」にいったん吸収されたのち、翌年10月改正で151系による電車特急として再登場。

 1964(昭和39)年10月に東海道新幹線が開業すると、「つばめ」と共に新大阪〜博多間の特急に転身。のちに481系や583系が投入された。さらに、1972(昭和47)年3月に山陽新幹線が岡山まで開業すると、岡山〜下関間の運転に短縮され、1975(昭和50)年3月に山陽新幹線が博多まで開業するにあたり、廃止された。

●ギャラリー



1982年7月にEF58-61と14系でリバイバル運転された「はと」
(写真:東海道本線 東淀川〜新大阪間/撮影:ひょん君)

(写真:山陽本線 徳山駅/撮影:裏辺金好)

(写真:山陽本線 徳山駅/撮影:裏辺金好)

2014(平成26)年2月にJR九州で485系を用いてリバイバル運転。
(写真:鹿児島本線 折尾駅/撮影:ひょん君)

(写真:鹿児島本線 竹下〜笹原/撮影:kajibooh)

(写真:鹿児島本線 八代駅/撮影:ひょん君)

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