特急【指宿のたまて箱】
車両の左右で白黒異なる塗装。
(写真:指宿枕崎線 鹿児島中央〜郡元/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:2011(平成23)年運転区間:鹿児島中央〜指宿
使用車種:キハ40系
●列車の解説
2011(平成23)年3月12日改正で誕生した特急列車で、キハ40系を大幅改造した2両編成(キハ47 8060・キハ47 9079)を主に使用。鹿児島中央〜指宿間で3往復が設定されている。外観面の最大の特徴は、左右で白黒のコントラストになっていること。内装面では、同じくキハ40系を改造した特急「はやとの風」用車両と同じく、水戸岡鋭治氏によるデザイン。室内は木材をふんだんに使っている。
なお、車両検査時には特急「はやとの風」用から再改造したキハ140 206を使用する。また、3両編成で運転されることもある。
●内装など
ロゴマーク
(撮影:裏辺金好)
指宿方である1号車のキハ47 8060。
(写真:指宿枕崎線 鹿児島中央駅/撮影:裏辺金好)
1号車車内。座席は海側に向かうものと、山側の回転式リクライニングシートがあります。また、サービスカウンターとトイレを備えます。
(解説&撮影:裏辺金好)
運転席真後ろにはリクライニングのない4人掛けボックスシートが設置されてました。リクライニングできない代わりに、シートピッチが結構広いのでかなり広々してます。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
トイレは身障者対応のものに改造されていました。入口が非常に広いです。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
トイレの前に設けられたカウンターと飾り棚。壁の絵には竜宮城が描かれています。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
鹿児島中央方の2号車キハ47 9079。座席は海側に向かうものと、山側の回転式リクライニングシートがあります。
(解説&撮影:裏辺金好)
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
運転席後ろはフリースペースで、小さい子向けの雰囲気があります。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
横向きのシートには造りつけのテーブルが。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
車両の真ん中辺りに造りつけられた本棚には本が立てられてました。
(解説&撮影:AC20kV-DC1500V)
増結または車両検査時に使用される3号車。元々は、特急「はやとの風」向けに改造されたキハ140 2066で、座席モケットは変更されていますが、車内のデザインは従来のまま。
(解説&撮影:裏辺金好)