特急【草津白根】
185系の週末の定番列車となった「草津白根」。
(写真:浦和駅/撮影:デューク)
●基本データ
登場年:平成17年(2005年)←定期運用開始(土休日等)運転区間:上野〜長野原草津口、万座・鹿沢口
使用車種:185系・183系
●列車の解説
吾妻線の優等列車は昭和60年以降「草津」が運転されてきたが、週末等の温泉需要のため、増発されることがしばしばあった。また、観光列車として251系なども投入されるなど、臨時列車の種類はなかなか豊富であった。185系の列車についても「リゾート草津」等の愛称で運転されることも多かったが、2002年の冬頃から「草津白根」という愛称が登場するようになった。当初は多客期の臨時列車という、それまでの吾妻線直通の臨時列車の性格そのままであったが、全車座席指定車であることなどが支持され、好調な利用率を誇っていた。
そのため、JR東日本は平成17年のダイヤ改正で土休日運転の定期列車に格上げを行った。この状態で現在まで運転されているが、多客期の頃は183系等も使用されたものの、定期化した後は原則として185系のみ使用となった。
平成19年3月のダイヤ改正で全車指定席から一部自由席を設定することになり、列車名は「草津」に統一され、「草津白根」の名は消滅することになった。
●ギャラリー
大宮駅に停車中の「草津白根」。
一時期は183系などもよく使用されたものの、土休日運転の定期列車化された後は185系での運転になっている。
(写真:大宮駅/撮影:デューク)
「草津白根」の方向幕。写真は183系のものだが185系でもデザインは変わらない。
(写真:上野駅/撮影:デューク)