特急「リレーつばめ」
新八代駅で新幹線「つばめ」と接続
(写真:鹿児島本線 竹下駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:2004(平成16)年運転区間:門司港・博多〜新八代
使用車種:787系
●列車の解説
1992(平成4)年7月15日から、主に博多〜西鹿児島(現・鹿児島中央間)で運転を開始した787系特急「つばめ」であったが、2004(平成16)年3月13日改正で九州新幹線が新八代〜鹿児島中央間で開業したことに伴い、新幹線へ「つばめ」の名前を譲るとともに、運転区間を博多〜新八代間に短縮し、新幹線と接続するリレー特急としたもの。使用する車両は「つばめ」時代と変わらず787系で、ロゴマークを「リレーつばめ」仕様に変更。また、新八代駅では同一ホームで新幹線「つばめ」に接続するという日本で初の新幹線・在来線特急の乗り継ぎ方式を採用。
また原則として列車の行先案内は、新幹線の終着駅である鹿児島中央行き(新八代駅で新幹線「つばめ」と接続しています。)として案内されているのも特徴であった。
2011(平成23)年3月12日改正で、九州新幹線が博多駅まで全通したことに伴い廃止されている。
●ギャラリー
新八代駅では新幹線「つばめ」と同一ホームで乗換。
(写真:鹿児島本線 新八代駅/撮影:裏辺金好)
ロゴマーク。
(撮影:裏辺金好)
「有明」用4両編成を併結した最大11両編成で運用。
(写真:鹿児島本線 熊本駅/撮影:裏辺金好)
「有明」用4両編成は博多方に連結。上り列車は「有明」ロゴマークの編成が先頭に立つ。このほか、有明編成を2本連結した8両編成も運用された。
(写真:鹿児島本線 瀬高駅/撮影:裏辺金好)
少数であるが門司港駅始発も存在した。
(写真:鹿児島本線 小倉駅/撮影:裏辺金好)
列車の行先表示は「鹿児島中央」表示。
(撮影:裏辺金好)
駅構内の発車案内は「鹿児島中央」表示。
(撮影:裏辺金好)