特急【瀬戸】
国鉄時代の姿。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:daikiti)
●基本データ
登場年:1951(昭和26)年 *列車の運転は1950年から運転区間:東京〜高松 (瀬戸大橋開通前は東京〜宇野)
使用車種:10系、20系、24系
●列車の解説
1950(昭和25)年、四国への連絡を目的として、東京駅から岡山県の宇野駅まで直通する急行列車が設定されたのが始まり。翌年に急行「せと」の愛称が与えられ、1956(昭和31)年に「瀬戸」と漢字化された。1972(昭和37)年3月に20系客車が投入されて寝台特急へと格上げ。1977(昭和52)年からは24系25形が投入され、さらに1988(昭和63)年4月に瀬戸大橋線開業に伴い、宇野行きから高松行きへと運転経路を変更。そして1998(平成10)年7月には285系特急型電車が投入され、寝台特急「サンライズ瀬戸」へと愛称を変更。同時に「サンライズ出雲」と併結運転を開始し、現在に至っている。
●ギャラリー
EF65と20系の並び。機関車が後ろ向きで客車を引いて進行と逆方向(品川)から入線し、機関車を進行方向側に回す際、客車の横を通り過ぎる時に一瞬だけ並ぶのを捉えた、けっこうハイレベルな写真です(笑) 。1975年9月中旬撮影。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:照山様 禁転載)
1977年8月撮影。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:ひょん君)
1977年8月撮影。機回しされる牽引機 EF65-531。
(写真:東海道本線 東京駅/撮影:ひょん君)
今でもJR東日本の24系に残る「瀬戸」の愛称幕。2009年11月撮影。
(写真:尾久車両センター/撮影:裏辺金好)
JR東日本のEF65 1115号機に付けられた「瀬戸」ヘッドマーク。
(写真:大宮総合車両センター/撮影:裏辺金好)
「瀬戸」愛称・行先表示
(撮影:裏辺金好)
JR西日本仕様の「瀬戸」愛称・行先表示
(撮影:リン)