特急【ソニック】
ソニックで運用される883系(左)と885系(右)
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:1995(平成7)年運転区間:博多〜大分・佐伯
仕様車種:883系、885系 /元使用車種:485系、783系
●列車の解説
JR九州が特急「にちりん」のうち、博多〜大分間を走行する列車の一部に新型車両で883系を投入し、特急「ソニックにちりん」として愛称の差別化を図ったのが始まり。1997(平成7)年に博多〜大分間の特急を全て特急「ソニック」に改称し、「にちりん」から独立。883系と885系のイメージが強い列車であるが、しばらくは485系、783系も特急「ソニック」で運用されている。2001(平成13)年には、特急「かもめ」で好評を博した885系をソニックオリジナルの青いアクセントカラーに塗って投入。また2005(平成17)年から2007(平成19)年にかけて883系のリニューアルが行われ、外装と内装を一新している。なお、予備編成が極めて少ないことから、885系は特急「かもめ」用の車両が運用されることも多く、後にアラウンド・ザ・九州にロゴが統一され、アクセントカラーはソニックの青色となった。
なお、代走も含めると485系、783系、787系、883系、885系と、JR九州の全ての電車特急が運用に就いた実績を持つ。
●883系
リニューアル前の883系特急「ソニック」。テーマパークの乗り物のようなイメージもあった。
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:裏辺金好)
リニューアル後の883系特急「ソニック」。
(写真:日豊本線 別府駅/撮影:デューク)
特徴有るカーブの1番線も高架化により過去帳入り
(写真:日豊本線 大分駅/撮影:ひょん君)
こちらもリニューアル前の883系特急「ソニック」。このように様々な種類があり、利用客を楽しませていた。
(写真:鹿児島本線 大分駅/撮影:裏辺金好)
●885系
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:裏辺金好)
(写真:鹿児島本線 スペースワールド駅/撮影:ひょん君)
ソニックのロゴが入っていた頃の885系。
(写真:日豊本線 朽網駅/撮影:リン)
885系「かもめ」編成による特急「ソニック」。
(写真:日豊本線 朽網駅/撮影:リン)
885系の愛称・行先表示。
(撮影:裏辺金好)
885系の愛称・行先表示。こちらは特急「にちりん」と別府駅で接続することなど、情報量が盛りだくさん。
(撮影:裏辺金好)