特急【剣山】
徳島線の特急として活躍する特急「剣山」。
(写真:徳島線 石井駅/撮影:リン)
●基本データ
登場年:1996(平成8)年運転区間:徳島〜穴吹・阿波池田 *以前は高知、牟岐、甲浦発着あり
使用車種:キハ185系
●列車の解説
JR四国が徳島線と牟岐線で運転する特急列車。徳島線の高速化が完了した1996(平成8)年3月改正で誕生し、当初は徳島〜阿波池田・高知間での運転で、1998(平成10)年3月14日改正からは、阿佐海岸鉄道の甲浦駅を始発とし、牟岐線経由で徳島線内へ直通する列車も登場した。(※ただし、甲浦〜牟岐間は普通列車)
2000(平成12)年3月11日からは高知駅乗り入れを終了し、阿波池田駅までの運転に改められた。一方、牟岐駅始発の列車が誕生。さらに、2005(平成17)年3月1日には徳島〜穴吹間の特急「剣山」が登場するなど、運転区間が様々になっていった。
加えて、2009(平成21)年3月改正で、阿波池田発、海部行きの特急「剣山」1本が「むろと」に愛称変更されたことから、徳島線と牟岐線は「剣山」と「むろと」が混在する状況であったが、2014(平成26)年3月15日改正で「剣山」と「むろと」は徳島駅で系統分割され、1本のみ海部駅を始発としていた「剣山」が消滅した。(※海部〜牟岐は普通列車)
これによって「剣山」は徳島線内のみ、「むろと」は牟岐線内のみの列車となり、運転区間が簡略化された。
●ギャラリー
(写真:徳島線 徳島駅/撮影:リン)
(写真:徳島線 佐古駅/撮影:リン)
方向幕。
(撮影:裏辺金好)
多客期には「ゆうゆうアンパンマンカー」(指定席)が連結される。
(写真:徳島線 徳島駅/撮影:リン)
「ゆうゆうアンパンマンカー」連結時のトレインマーク。
(写真:徳島線 徳島駅/撮影:リン)