あめつち


デビュー初日の「あめつち」
(写真:山陰本線 青谷〜泊/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:2018(平成30)年
運転区間:鳥取〜出雲市
使用車種:キハ40系

●列車の解説

 JR西日本が山陰デスティネーションキャンペーンに合わせ、2018(平成30)年7月1日から山陰本線で運転を開始した観光列車。鳥取〜出雲市間で、土曜日・日曜日・月曜日を中心に1日1往復、年間150日程度運行される。また、出雲市以西での運転実績もある。

 車両はキハ40系で、1号車がキロ47-7006、2号車がキロ47-7005。「ネイティブ・ジャパニーズ」をコンセプトにデザインされ、紺碧色の車体で山陰の美しい空や海を表現。さらに、車体下部の銀色の帯模様で山陰の美しい山並みとたたら製鉄にちなんだ日本刀の刃文(はもん)を表現し、全体をメタリックな色彩で仕上げた。

 車内は鳥取県と島根県の工芸品を随所に使用し、天井照明に因州和紙、テーブルのタイルに石州瓦、窓側壁面の内装の一部に智頭杉や隠岐の黒松、出入口付近に弓浜絣、倉吉絣、安来織、出雲織を用いている。

●ギャラリー


ヘッドマーク(ロゴマーク)
(撮影:リン)

キロ47-7006
1号車で元々はキハ47 192(→キハ47 2010)。前位側乗降口が廃止されたほか、車内は1人掛外側向きシート、4人掛テーブル付ボックスシート、2人掛テーブル付対面シートのほか洋式トイレを備える。 
(写真:山陰本線 松崎駅/撮影:リン)

キロ47-7005
1号車で元々はキハ47 1115(→キハ47 3016)。前位側乗降口が廃止されたほか、車内は1人掛外側向きシート、4人掛テーブル付ボックスシート、2人掛テーブル付対面シートのほか、サービスコーナーを備える。 
(写真:山陰本線 松崎駅/撮影:リン)

(写真:山陰本線 松崎駅/撮影:リン)

(写真:山陰本線 松崎駅/撮影:リン)

(写真:山陰本線 東山公園駅/撮影:ネオン)

(写真:山陰本線 出雲市駅/撮影:ネオン)

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