快速【みすゞ潮彩】


JR西日本では、瀬戸内マリンビューに続いてキハ40系を改造。
(写真:山陽本線 長門市駅/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2007(平成19)年
運転区間:新下関〜仙崎
使用車種:キハ40系

●列車の解説

 JR西日本が山陰本線西部の観光需要の掘り起こしを狙って登場させた快速列車で、土休日を中心に運転。使用されるのはキハ40系を改造したジョイフルトレインで、1両目が指定席、2両目が普通席になっていて、気軽に乗ることができる。また、観光列車らしく、運行中に名所に差し掛かった時に列車を一時停止させ、景色を楽しんでもらうという演出も容易。

 指定席では、列車名の由来となった詩人「金子みすゞ」の生きていた時代をモチーフにしたのか、内装の一部に切ガラスのようなものが用いられていたり、女給(メイド)さんが車内販売を実施。

 運転開始当初は、新下関駅・下関駅〜滝部駅・仙崎駅間で毎日2往復運行され、下関駅〜滝部駅間の朝の普通列車1往復でも使用。2013(平成25)年3月改正からは、土休日に新下関駅〜仙崎駅間に1往復運行する形に縮小している。

○車内


ロゴマーク
(撮影:裏辺金好)

キハ47 7003
仙崎方の先頭車で、指定席の2号車。窓や内装に手が加えられています。
(写真:山陽本線 小月駅/撮影:裏辺金好)

キハ47 7003車内。海側(写真左側)の座席は前後90度に回転可能。
(撮影:リン)

キハ47 7004
下関方の先頭車で、自由席の1号車。基本的には前面に小改造を加えた程度。
(写真:山陽本線 小月駅/撮影:裏辺金好)

キハ47 7004車内。
(写真:山陽本線 小月駅/撮影:裏辺金好)

下関を出庫したのち、配線の都合で小月駅まで回送。
(写真:山陽本線 小月駅/撮影:裏辺金好)

下関を出庫したのち、配線の都合で小月駅まで回送。
(写真:山陽本線 小月駅/撮影:裏辺金好)

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