普通・快速【妙高】
今や普通列車の運転が大半の「妙高」。それでも189系を使用するため、全国中でもグレードが高い普通列車である。
(写真:信越本線 高田駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:1997(平成9)年元運転区間:長野〜直江津
元使用車種:189系(183系)
●列車の解説
現在では上りの「妙高2号」以外、普通列車となっている「妙高」号は、1997(平成9)年の長野新幹線開業に伴い、それまでの特急「あさま」の長野〜直江津を快速列車「信越リレー妙高」号(のち「妙高」号と愛称変更)として格下げしたもの。塗装も「ASAMA」ロゴを消した以外はそのままに、引き続き189系が使用されている。その後、早朝の直江津→長野間の列車のみが快速で、ほかは普通「妙高」としての体制へ移行。そして、2015(平成27)年3月14日改正で北陸新幹線(長野〜金沢)が開業することに伴い、廃止された。
○その他の列車写真、方向幕
快速「妙高」は、愛称幕に「快速」の文字が入る。
(写真:信越本線 直江津駅/撮影:裏辺金好)
快速「妙高号」の方向幕。
(撮影:裏辺金好)
普通列車としての運転でも側面方向幕には丁寧に「妙高号」と記載。
(撮影:裏辺金好)
(写真:信越本線 直江津〜春日山/撮影:裏辺金好)
かつての特急「あさま」を想起させる。
(写真:信越本線 新井駅/撮影:daikiti)