快速【サンポート】
J.R. Rapid Service Train "Sunport"四国の高松地区の主力列車として活躍中。
(写真:端岡駅/撮影:デューク)
●基本データ
登場年:2002(平成14)年運転区間:高松〜観音寺・琴平など
使用車種:113系、121系、6000系、7000系
●列車の解説
平成14年に四国の玄関口である高松駅がリニューアルされ、再オープンした。これに合わせて予讃線高松地区の列車体系が大幅に見直され、坂出・多度津方面への速達列車として設定されたのが快速「サンポート」であった。ほぼ終日にわたって設定され、日中を含めて多くの時間帯で30分おきに設定されている。快速区間は高松〜坂出間で、上下列車とも途中の端岡駅で普通列車と接続している。高松〜坂出間は本州との連絡列車である「マリンライナー」も多数運転されているため、「サンポート」の登場で快速列車が非常に充実した区間となった。
「サンポート」は多種多様な車両が使用されるのも特徴で、主力は121系だが、6000系・7000系・113系も使用され、さらにかつては運転区間の都合でキハ58系も使用されるなど、四国の車両見本市状態となっている。
●ギャラリー
快速「サンポート」の主力として活躍中の121系。
高松地区のローカル輸送に活躍中の121系は「サンポート」での使用列車数も圧倒的に多い。
(写真:高松駅/撮影:デューク)
113系使用列車。
113系は4両編成での運転となるため、使用する列車は限られている。また、本州方面の列車に使用されることが多いため、目にする機会はあまりない。
(写真:高松駅/撮影:デューク)
予讃線系統の列車に多い7000系使用列車。
長距離運用の列車だと松山方面にまで足を伸ばす列車もある。
(写真:高松駅/撮影:デューク)