新幹線【こまち】【スーパーこまち】
新旧「こまち」の顔合わせ。左がE6系、右がE3系。
(写真:東北新幹線 大宮駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:1997(平成9)年運転区間:東京〜秋田
使用車種:E6系
元使用車種:E3系
●列車の解説
田沢湖線を改軌して新幹線車両直通を可能にした、通称「秋田新幹線」の列車。山形新幹線に続く、2例目の新在直通新幹線(ミニ新幹線)で、盛岡〜秋田間の特急「たざわ」を受け継ぐ形で登場した。なお、登場時は「やまびこ」(200系/E2系)と東京〜盛岡で併結運転を行っていたが、1999年よりE2系のみとなり、さらに2002年に八戸行き「はやて」(E2系)が登場すると、併結相手をこれに変更している。
愛称は公募の結果1位であったもので、秋田県湯沢市小野出身とされる小野小町に由来。新幹線としては珍しく、音や速度に関連するものではなく、賛否両論もあったが、秋田をイメージする列車名として現在は定着している。
なお、登場時は5両編成だったE3系だが、秋田新幹線輸送好調に伴い、1998年12月から6両に増強された。また、2013(平成25)年3月16日からはE6系が営業運転を開始。E3系を順次置き換え、E6系使用列車で東北新幹線を最高速度300km/hで走行する列車については、「スーパーこまち」として区別した。
2014(平成26)年3月15日改正では、全列車がE6系に統一され、東北新幹線内での320km/h運転を開始。これに伴い「スーパーこまち」の愛称が消滅している。
●E6系
E6系による「こまち」。単線地上区間をスタイリッシュな新幹線車両が行く。
(写真:田沢湖線 雫石〜小岩井/撮影:裏辺金好)
田園地帯を行くE6系による「スーパーこまち」。
(写真:田沢湖線 雫石〜小岩井/撮影:裏辺金好)
(写真:田沢湖線 秋田駅/撮影:リン)
E6系「こまち」の愛称・行先表示(撮影:裏辺金好)
●E3系
E3系R1編成(試作車)による「こまち」。量産車とはライト形状などが異なっていた。
(写真:東北新幹線 小山駅/撮影:裏辺金好)
小山駅を通過するE3系「こまち」・E2系「はやて」
(写真:東北新幹線 小山駅/撮影:裏辺金好)
小山駅を通過するE3系「こまち」・E5系「はやて」
(写真:東北新幹線 小山駅/撮影:裏辺金好)
黄金色に輝く田園風景の中を、E3系新幹線が快走!
(写真:田沢湖線 雫石〜小岩井/撮影:裏辺金好)
(写真:田沢湖線 雫石〜小岩井/撮影:裏辺金好)
(写真:田沢湖線 雫石〜小岩井/撮影:ネオン)
(写真:田沢湖線 角館駅/撮影:ネオン) <