新幹線【つばさ】
E3系2000番台による「つばさ」。2014年より新塗装に変更を開始。
(写真:山形新幹線 山形駅/撮影:鐡 ※禁転載)
●基本データ
登場年:1992(平成4)年運転区間:東京〜山形・新庄
使用車種:E3系、E8系
元使用車種:400系
●列車の解説
奥羽本線の一部を改軌して新幹線車両直通を可能にした、通称「山形新幹線」の列車。山形新幹線(当初は福島〜山形)は、日本初の新在直通列車(ミニ新幹線)で、かつては上野を発着し、東北新幹線開業後は福島〜山形間などで運転されていた特急「つばさ」の愛称を引き続き使用している。
山形新幹線開業時に投入されたのは400系で、東北新幹線では200系と併結運転を開始したのが特徴(現在は連結相手はE4系に)。また、1999(平成11)年に山形新幹線が延長されたことに伴い、新庄まで運転区間を延伸。これに伴い、「こまち」で使用されているE3系が投入され、また400系はリニューアル工事が施工された。
2010(平成22)年4月18日をもって、400系は全てが運用を離脱し、E3系1000番台、E3系2000番台の運用に統一された。さらに、2014(平成26)年4月以降、順次塗装変更を実施。E6系などのデザインを手がける奥山清行氏の手によるもので、先頭部などに紫色を配色(山形の県鳥「おしどり」をモチーフ)するなど、独特のカラーリングとなっている。
2024(令和6)年3月16日改正では、新たにE8系の投入が開始されるとともに、東北新幹線での併結列車をE2系からE5系に変更している。
●E3系
E3系1000番台による「つばさ」
(写真:山形新幹線 山形駅/撮影:裏辺金好)
現在の主力であるE3系2000番台。
(写真:東北新幹線 小山駅/撮影:裏辺金好)
E3系2000番台による「つばさ」。今は見られないE4系との併結。
(写真:東北新幹線 小山駅/撮影:裏辺金好)
●400系新塗装
まだまだ新車のイメージすら強いが、2010年4月に姿を消した400系。
(写真:東北新幹線 大宮駅/撮影:裏辺金好)
(写真:山形新幹線 新庄駅/撮影:裏辺金好)
愛称・行先方向幕(撮影:裏辺金好)
●400系旧塗装
登場時の400系。奥羽本線の難所も容易く疾走する。
(写真:山形新幹線 大沢〜関根/撮影:daikiti)
旧塗装時代の400系が、まだ新しい線路を行く。
(写真:山形新幹線 大沢〜関根/撮影:daikiti)
こちらも旧塗装の400系
(写真:山形新幹線 大沢〜関根/撮影:daikiti)
(写真:山形新幹線 庭坂〜赤岩/撮影:daikiti)
200系と併結していた、旧塗装400系
(写真:東北新幹線 上野駅/撮影:佐都青木)