新幹線【やまびこ】
E2系による「やまびこ」が東北新幹線を行く。
(写真:東北新幹線 大宮駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ
登場年:1982(昭和57)年運転区間:東京〜仙台〜盛岡
使用車種:E2系、E3系、E5系、E6系
元使用車種:200系
●列車の解説
東北新幹線開業と共に登場した列車。東北本線の特急「やまびこ」の愛称を引き継いだもので、当初は東北新幹線の速達列車として位置づけられていた。1997(平成9)年の長野新幹線開業に伴い、JR東日本の新幹線は行先別の愛称となってからは、仙台、盛岡行きの列車として運転。さらに「はやて」登場後の、2005(平成17)年に盛岡発着の「はやて」誕生に伴い、「やまびこ」の仙台〜盛岡は各駅停車とされ、やや複雑な愛称設定となった。
現在使用されるのはE2系、さらにE2系に加えて本来は「こまち」用のE3系も増結した列車も存在している。また、2011(平成23)年11月19日からはE5系も運用に入っており(入れ替わりで200系が引退)、使用車両はバラエティーに富んでいる。
なお、1994(平成6)年から運用を開始したオール2階建てのE1系を使用する「やまびこ」は「Maxやまびこ」として愛称を分離している(後にE4系での運転となっているが、2012年9月29日改正で消滅)。
●E5系
E3系を従え、郡山駅に入線するE5系「やまびこ」
(写真:東北新幹線 郡山駅/撮影:裏辺金好)
●E3系
E3系とE2系による「やまびこ」。E3系は「こまち」ではなく、「やまびこ」として運転されることもある。
(写真:東北新幹線 小山駅/撮影:裏辺金好)
●E2系
(写真:東北新幹線 大宮駅/撮影:裏辺金好)
盛岡駅で並ぶE2系「やまびこ」。左の「やまびこ」は増結車両となるE3系を待つ。
(写真:東北新幹線 盛岡駅/撮影:裏辺金好)
E2系による側面愛称表示。(撮影:裏辺金好)
●200系
現在は見られない200系原色車両による「やまびこ」
(写真:東北新幹線 新白河駅/撮影:裏辺金好)
こちらも現在は見られない100系タイプの200系2000番台による「やまびこ」。
(写真:東北新幹線 東京駅/撮影:裏辺金好)
200系原色車両による「やまびこ」
(写真:東北新幹線 東京駅/撮影:裏辺金好)
(写真:東北新幹線 盛岡駅/撮影:裏辺金好)
400系「つばさ」(旧塗装)と200系との連結。
(写真:東北新幹線 上野駅/撮影:佐都青木)
200系「やまびこ」方向幕。
(写真:東北新幹線 東京駅/撮影:裏辺金好)