2008年1月15日 1日で行く北陸の鉄道、乗り撮り尽くしの旅

○第5ランナー 福井鉄道福武線急行列車(770形) 武生新7:56 → 福井駅前8:40


 続いて武生駅から歩いて、福井鉄道の武生新駅へ。直結しているのかと思いきや離れており、少し歩かされました。JR武生駅のホーム端は見えているので、新たに改札を造るなどして、直結させたら・・・と思うのですが。
 さて、福井鉄道は岐阜で走っていた名古屋鉄道の路面電車を大量購入し、昭和30年・40年代の車両天国だった雰囲気を一層。爽やかな新塗装に統一しています。上写真は、超低床車両800形。


 そして我々が乗り込んだ770形。岐阜に旅行に行ったときには、何度かお世話になっていますが、福井で乗るのは初めて。平日のため、多くの学生や通勤客を乗せていました。経営が厳しい福井鉄道ですが、地元の足として必要な存在であるのは間違いありません。


 武生新駅全景。


 単線のため、いくつかの駅で対向列車を待ち合わせ。家久駅ですれ違ったのは、路面電車化後も活躍する福井鉄道オリジナルの鉄道車両、200形急行色。かなりの旧型車両ですが、貫禄があります。


 水落駅では880形とすれ違い。


 そして福井駅前停留所に到着。定刻より遅れて到着したため、我々を降ろしたあと直ぐに発車していきました。


 そして歩いてJR福井駅に到着。福井鉄道の残念なところは、福井駅前にしろ武生新駅にしろJRの駅と直結しておらず、しかも道中にアーケードもないため、雨の日の乗り換えが厳しいところです。現地の構造上、路線延伸などは難しいのかもしれませんが、少しでも改善を願いたいものです。

○第6ランナー えちぜん鉄道勝山永平寺線普通列車(MC6101形) 福井8:56 → 新福井 8:58


 続いて福井駅から、かつての京福電気鉄道(福井支社)である、第三セクター鉄道「えちぜん鉄道」の勝山永平寺線に乗車。本来は三国葦原線で田原町へ向かい、そこで福井鉄道に乗ってまた福井駅前に戻ってくる・・・という予定だったのですが、列車が遅れた関係で夢かなわず。今後の列車の予定もあるので、次の列車で1駅だけ記念乗車しました。

 我々が乗ったのは、愛知環状鉄道から譲渡されたMC6101形で、運転台上部には液晶モニターが設置されています。地方鉄道では異例の装備で、路線図など多彩な案内を展開します。


 MC6101形の車内。ちなみに、「えちぜん鉄道」には若い女性によるアテンダントが乗務し、各種案内や切符の販売を行っています。経営合理化を考えると、少しでも人員は削減したいところですが、えちぜん鉄道では「それでは無機質だ」ということで、敢えてアテンダントを採用し、乗客とのふれあいにも貢献しています。


 新福井駅で下車。実は切符を買う前に、駅員に「えっ?」という顔つきをされたので、「1駅とは言え、お客さんにその顔は無いだろう」と内心ムッとしたのですが・・・、福井駅からあまりにも近い駅でした。それは、普通は乗る人いないですね。


 というわけで、あまりにも福井駅から近かったので、歩いて福井駅に戻ります。途中、1両しかないMC5000形とすれ違いました。京福電鉄時代、1999年に2両製造された新しい車両なのですが、2001年、なんと1両が京福電鉄を廃止に追い込む踏切事故を起こし、あっという間に廃車になっています。あと少しで鉄道自体も消えてしまうところでしたが・・・。


 時間が少しだけあったので、福井駅前停留所に行き、福井鉄道の車両を撮影。

○第7ランナー 北陸本線特急サンダーバード(681系) 福井9:37 → 金沢10:24


 さて、福井駅で2回目の朝食(笑)として、「越前かにめし」を購入し、ホームへ。


 やってきたのは681系による特急「サンダーバード」。かなり乗り心地が良いので、お気に入りの車両です。


 そして金沢駅で下車。その巨大さに圧倒される、鼓門が特徴です。

↑ PAGE TOP