4月から本格的に就職活動を始めることになり、必然的に東京や大阪に行く機会も増えてきました。そのたびに莫大な交通費を出して移動しています。もちろん、高速バスという安価な手段もあるのですが、鉄道好きとしてバスに乗ることが出来るでしょうか。ということで、毎回鉄道で移動しています。
今回は、それに趣味的な要素を大量に加味してみることにしました。また、出発日となる火曜、到着日となる木曜とも大学の講義があります。これにもなるべく影響の無い範囲で…ということで夜行列車2連泊の強行日程です。
○第1ランナー 山陽本線快速「通勤ライナー」(115系) 西条19:50 → 三原20:27
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○第2ランナー 山陽本線普通列車(115系) 三原20:28 → 新倉敷21:34
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大学の講義が17時50分に終わり、夕食やらを済ませていざ出発。まずは山陽本線広島・岡山地区の顔と言える115系でいつものように東へ。三原まではモハ114−91を改造し、かつ非リニューアルながら中間車に合わせてリニューアル塗装となっているクハ115−654に乗車し、三原からは現役最古のクハ111形であるクハ111−5091に乗車と稀少な車両が続きました。
普段なら終点の岡山まで乗りますが、今回は途中の新倉敷で下車します。
○第3ランナー 山陽新幹線「こだま674号」(100系) 新倉敷21:51 → 岡山22:04
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新倉敷から岡山まで、新幹線としては1駅だけの乗車。事前の調査では0系で運転される列車となっていましたが、この日は100系K59編成でした。
さて、わざわざこのような乗車をした理由は、お得に列車に乗るためのちょっとした裏技のようなもの。というのも、この後乗車する「サンライズ瀬戸」の特急券を新幹線との乗継割引で半額にすることが可能なのですが、この区間の特定特急料金830円に対して割り引かれる「サンライズ瀬戸」の特急料金は1,830円。つまり、全体として1,000円安くできるのです。
乗換えの手間はありますが、少しでも安くできるなら多少の手間は惜しみません。
○第4ランナー 山陽・東海道本線特急「サンライズ瀬戸」(285系) 岡山22:33 → 東京7:08
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そして「サンライズ瀬戸」のノビノビ座席へ。基本的に上下の指定はしないのですが、どういうわけか毎回上段の席に当たります。今回も上でした。岡山駅での「サンライズ出雲」との併結作業を見学した後乗車し、さっさと寝ることに。
目が覚めたら東田子の浦駅を通過したあたり。車窓からは駿河湾に昇る朝日が見えました。結局ここから東京に着くまでの1時間半ほどは朝の通勤ラッシュをぼんやり眺めていました。