- 日本の旅・鉄道見聞録

○第5ランナー 東北・高崎・上越・信越・北陸本線急行「能登」(489系) 上野23:33 → 金沢6:29

 そしてここからが今回のメインイベント。素直に新幹線や「サンライズ」を使ってまっすぐ帰ればいいのに、敢えて北陸経由で帰ります。自由席の混雑を嫌って指定席にしましたが、読みは成功。私の1列後ろがずっと空席だったので、私の座席を後ろに向けて早々と就寝。

 …と思いきや、高崎駅でキッチリ目を覚まし「ムーンライトえちご」の追い抜きを撮影。これも貴重な光景です。

 そして目が覚めたのはちょうど黒部川に架かる橋の上。左手には北アルプスの山々が見えました。

 金沢には定刻に到着。次の列車までしばし475系などを撮影。国鉄色の編成は「能登」と「雷鳥8号」乗車時にそれぞれすれ違いました。419系も若干減ったような気がしますがまだまだ元気でした。

○第6ランナー 北陸・湖西・東海道本線特急「雷鳥8号」(485系) 金沢7:11 → 新大阪9:59

 「能登」から福井方面に乗り継げる最初の特急は「サンダーバード6号」なのですが、敢えてその次の「雷鳥8号」を選択。単純に「雷鳥」に乗りたかったからというだけですが、3年ほどで姿を消してしまうこともありますし、こういう時にこそ乗っておくのがベスト。廃止直前は混乱必至ですしね。

 ちなみにこの「雷鳥8号」も乗継割引が適用され、また朝の大阪行きで混雑するだろうという予想もあり指定席を確保。
武生までは何とか起きていましたが、流石に疲れが溜まってきたのか後は湖西線に入るまで寝ていました。

○第7ランナー 山陽新幹線「のぞみ9号」(500系) 新大阪10:09 → 岡山10:56

 新大阪から乗り継ぐ「のぞみ9号」は、先月のダイヤ改正で一気に2往復となってしまった500系のぞみの1本。ちなみに先ほどの「雷鳥8号」の前の「サンダーバード6号」から乗り継げる「のぞみ7号」はN700系。普通の旅行であればこちらの組み合わせなのでしょうけど、時間的な余裕と何より500系だという理由で9号を選択しました。恐らく「のぞみ」としては最初で最後の乗車になってしまうのでしょう。

 普段なら在来線で乗り継ぎを繰り返しつつ3時間ほどかけて移動するところが1時間かからないというのはなかなか爽快かつ新鮮です。

○第8ランナー 山陽本線快速「シティライナー」(115系) 岡山11:20 → 西条13:33

 「のぞみ9号」は福山にも停まるのでそこまで乗れば良いのに、特急料金が変わってくるため岡山で下車。ここからは馴染み深い115系でのんびり帰りました。ちなみに快速ですが実際に快速運転をするのは西条〜岩国間で、実質的には区間快速と変わりません。

 そして西条駅から自転車で自宅へ戻り着替えた後、14時35分からの講義に出席すべく大学へ向かうのでした。